ABOUT

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とあるサックス吹きがある日、
革細工をやり出した。
きっかけは、祖母から受け継いだ革のバッグ。とても気に入って使っていたものの、いつしかほころんでしまい、それを自分で再現できないものかと、ふと思い立ったことでした。縫いをほどいて型を取り、見よう見まねでなんとか同じ形にしたのが2011年。できあがると、祖母との思い出までよみがえって来たかのようで、それから革の魅力、縫いの楽しさに惹きつけられ制作を続けています。

私ですが、サックスプレーヤーという肩書きもあり、演奏活動、講師などをしております。音楽も革細工も、そこに「何が必要なのか」に心を砕き、耳を傾け完成させるという部分で、両者は自分にとって全く同じ行為だと捉えています。話し、聞き、考える。そのような人との繋がりを通して生まれてくる製品にこそ宿るであろう温もりを大切に、ものづくりをしていきます。

ほぼ手縫いのため制作できる数が限られてしまいますが、その分細部のひと針まで気を配り、丁寧に製品を仕上げております。あなたの手に届いたときに、温かい気持ちになってもらえるように。そしてあなたの手に、生活に、D.A.61の製品がゆっくりと馴染むものであり続けられるよう願っています。

製品、最新作などはInstagramでも公開しておりますので、合わせてご覧ください。

Instagram https://www.instagram.com/d.a.61_leatherworks/


LEATHER

新旧で変わる革素材の加工法。
適材適所の素材使いを。

鞣し(なめし)とは、動物の皮を防腐処理と同時に柔軟性をもたせた加工のことです。古来からの方法としては柿渋など植物から抽出したタンニンを用いた方法、また近代に確立された技法では化学薬品を用いたクロム鞣しがあります。

両者はどちらが優れているということではなく、それぞれに特徴があり、使いどころのようなものがあります。例えばタンニン鞣しの革は銀と呼ばれる皮膜がとても丈夫で、また紫外線や油分水分などの影響によって経年変化を起こしやすく、いわゆる「育つ」革と言われます。一方、クロム鞣しの革は軽くて柔らかく、耐水性もあり、経年変化は緩やかで素材として非常に安定しています。

一般的には加工に時間のかかるタンニン鞣しの方が高価で上質と言われることが多いですが、クロム鞣しも様々な技法が研究・確立され、質感、手触りの良い上質なものも多くあります。D. A. 61では、バッグや財布、ペンケースなど、手に取ったり身体に触れることが多いものであればなるべく擦れを起こしにくい革を、ボウタイは質感を重視して…など、用途に合わせて厳選した革を使用しています。


LIFETIME GUARANTEE

長持ちする革製品だからこそ、
D.A.61の製品は永久保証です。

革製品の大きな魅力のひとつは、とても永く使用できることです。大袈裟でなく、扱い方によっては二代三代と受け継いでいけるほどです。永く使用する中で避けられない、摩擦による縫い糸のほつれや、ファスナーのトラブルなどについての補修は、今までも、そしてこれからも可能な限り無償で行って参ります。

お客様の手に渡った製品が年数を経て、補修のために再び私の手に戻ってくる。これはつくり手としてとても嬉しく、そして何よりも楽しみにしていることなのです。