
もう随分前になりますが、forest flower という名のリングをつくり、友人の山で撮影をしました。
そこはほぼ人の手の入っていない原生林。巨大な倒木がいたるところにあったり、木の幹にトグロを巻くツルが繁茂していたりと、なかなかの荒々しい景色でしたが、他では感じたことのない、とても心が落ち着く場所でもありました。
それからずっとあの山で見たものや、感じたことが脳裏から離れないまま過ごしていたように思います。その中で日々革をいじり、出来上がってくる品々は、少しずつあの山に寄せられてゆきました。たとえば、野草や落ち葉を使った革の押し花のしおりや、ネックレスやブレスレットなどでしょうか。いつのまにか、自然をモチーフに、正確にいうとあの山をモチーフにものづくりがしたいと思うようになったのでした。
掲載の写真は、先日その友人が山から持ってきてくれた杉の球果(マツで言う松ぼっくりの部分)です。似せてつくろうという意識は全くありませんでしたが、球果から伸びるトゲトゲの部分は私のつくったブレスレットにそっくりでした。「ああ、これだったか。」と思いがけず答え合わせができてしまいました。
イベントへ出店するブースのディスプレイの什器もその友人にお願いして、山から切り出した木材を加工してもらい使っています。ブースのテーブルの上にあの山を再現したいと目論んでいます。
参加予定の出店イベントは、
・1月14日 (水)〜20日(火)国分寺マルイクリエイターズマーケット
・2月8日(日)東京国際フォーラムGlad Marche
ぜひ、D.A.61 leather works のブースを見、製品を触っていただいて、少しでもあの山を感じていただけると嬉しいなぁと思っています。